カリキュラム curriculum

Geography, History and Anthropology

地域文化科学

Geography, History and Anthropology

旧 法文学部 地理歴史人類学専攻課程

Introduction

地域文化科学プログラムでは「人間」について、空間、時間、文化とのかかわりから学ぶことができます。ただし単なる理論だけでなく、古文書や図像などの史料解読を通して、さらに巡検や現地調査・発掘、聞き取り・参与観察などのフィールドワークを通して学べるプログラムです。またGISなどの地図に関するスキルも身につけることができます。本プログラムは複雑・緊密化する世界を地理学、歴史学、文化人類学の最新の研究成果をもとに、総合的に理解することを目指しています。史料に親しみ、フィールドに出かけ、人類が培った我々へのメッセージ、現代に生きる人々の多様な暮らし方、さらにそれらが置かれた環境などについて考えて行きませんか。

活動状況

地理学 野外調査・巡検(伊良部島漁協)

歴史学 西洋近現代史ゼミ研修(石垣島)

考古学 熊本県石坂鍋野古墳群の調査

教職志望者による修学旅行企画(愛媛県松山市)

教員

教員からのメッセージ

■羽田 麻美(自然地理学/地形学 准教授) 沖縄では県の面積の約3割にカルストが広がり、石灰岩台地や鍾乳洞が発達しています。地球全体でみると地表の約13%にカルストが分布し、多くの人々がこれらの地域に暮らしの適地を求め、この特殊地形を合理的に利用し生活を営んでいます。私はこれら地域間の共通性や地域差について、地形学(地理学の一分野)の立場から関心を持ってきました。 高校までの“地理”は地名や統計を暗記する科目と勘違いされることもあるようですが、“地理学”は地球表面の自然と人の暮らしを対象に、地域を空間的に捉え分析する科学です。教室から野外に出て現場から学ぶ機会も多く、五感を駆使し自然と向き合います。時には実験室で岩石や土壌の分析をしたり、野外の現象を実験で検証したりします。現地での観察や計測、実験をもとに、地球表面で生じている現象の本質を、科学的に見抜く目を共に養いませんか?亜熱帯島嶼の沖縄から世界を舞台に、フィールドワークで地域を分析しましょう。

学生の声

■宮城 将季さん (地理歴史人類学専攻4年生 民俗学) 地理歴史人類学専攻では、地理学、歴史学、人類学の様々な視点から、人間の活動や自然環境とのかかわり、歴史・文化について探求することが出来ます。その中で人類学の分野は考古学・社会人類学・民俗学に分かれており、遺跡や遺跡から発掘される遺物、様々な地域での人々の生活から、過去・現在の人間の営みや文化について探求します。私が専攻する民俗学では、日本・沖縄県各地の慣習や伝承、祭りや芸能などの生活文化について、現地の人々への聞き取り調査などのフィールドワークを通して研究します。2・3年生の実習授業では、県内の北部地域や離島へ現地調査合宿が行われ、フィールドワークの基礎を身に着けます。私は現在、卒業論文のテーマとして、宜野湾市野嵩のマールアシビ行事について調べています。フィールドに飛び込み、様々な人たちと関りながら身近な文化や生活について問い直してみませんか。

学生の主な就職先(法文学部 地理歴史人類学専攻の実績)

旅行業
JTB沖縄
一般財団法人
沖縄美ら島財団
飲食業
ジミー
独立行政法人
JICA青年海外協力隊
小売業
ダイエー、サンエー
金融・保険業
琉球銀行
情報通信業
琉球新報
教育・学習支援業
中学校教諭、高等学校教諭、学校法人職員
公務
沖縄県立博物館・美術館、沖縄県立埋蔵文化財センター、市町村職員、警察官、官公庁公務員
大学院進学

教務連絡

地域文化科学プログラムでは、旧法文学部・地理歴史人類学専攻の授業科目に加え、新たに学際的な学びの科目も開設します。

「地域文化科学」昼間主コースの卒業要件

  1. 卒業単位は合計124単位以上とする。
  2. 共通教育科目は30単位とする。
  3. 専門科目は94単位以上とする。詳しい科目内容は近日公開。